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座間市議団ニュース 第292号 2024年7月
ジェンダー平等の社会に
7/15(月)、小田急相模原駅の北口デッキで、ジェンダー平等の社会を求めてトークセッションを行いました。「ジェンダー」とは社会的・文化的に形成されてきた性差です。政府に選択的夫婦別姓制度を求めた経団連の方々を取材した赤旗日曜版の記事にもふれながら、ジェンダーギャップ指数の低さ、男女間の賃金格差、選択的夫婦別姓や同性婚などについて語りました。男女間の賃金格差が生涯で1億円と言われますが、女性は非正規雇用の割合が多く、保育や介護など女性が多いケア労働の賃金が低いこと、女性が高い賃金の立場につきにくいことなどが理由に挙げられます。是正していくべきです。
また、座間市のパートナーシップ宣誓制度、ジェンダーレスの中学校制服、学校トイレに生理用品の設置、男性トイレにサニタリーボックス設置など実現したことを紹介しました。押し付けられてきた古い考え方から抜けて、女性も男性も多様な性の人も皆が尊重され、自分らしく生きられる社会、多様性を認め合える社会にしていきたいと思います。
市政報告会を開催
7/7(日)午後、市民健康センターにて日本共産党市議団主催の市政報告会を行いました。今回は3月議会のあとに場所が確保できず市政報告会をできなかったので、3月議会と6月議会を合わせての報告会となりました。前半に2名の議員から議案の説明や審議内容、それぞれの一般質問などを報告、後半に参加者からの質疑や意見交換という流れです。
私は、一般質問で取り上げた、学校給食費の無償化や学用品代補助、水道料金の減免の再実施、コミュニティバスの本数増、発がん性が指摘される有機フッ素化合物汚染の対策などについて報告しました。
報告後の質疑や意見交換では様々な声があり、充実したものとなりました。「市民体育館駐車場は無料に戻してほしい」、「コミュニティバスの「新田宿・四ツ谷コミュニティセンター入口」というバス停はバスから降りて10〜15分歩くのでもっとコミセン近くに停留所を」、「多死社会と言われるが大和斎場の火葬場は需要に対応しきれているのか」、「帯状疱疹ワクチン接種の補助をしてほしい」などのご意見やご要望をいただきました。今後に活かしていきたいと思います。 【守⾕浩⼀ 記】
基地の整理・縮小・返還は市是
7月3日、「座間市議会 基地政策特別委員会」として、横浜市にある南関東防衛局へ「基地に関する要望書」を提出しました。この要望書は、毎年基地政策特別委員会の中で各会派と意見を持ち寄り、討議を何度も重ねて作成されます。要望事項は全員の意見が一致しないと掲載されない規則があるので、地下水汚染に関わる米軍基地内への調査・対応等もなかなか反映されず、歯がゆい思いです。しかし、一度掲載されると、全員の合意無しにその事項を削除することはできない、という側面もあります。
また、7月5日には衆議院第一議員会館で、防衛省と外務省職員に、「沖縄県内で発生した米軍兵士による少女暴行事件と政府の隠蔽に抗議する申し入れ」を行いました。暴行事件が複数回発生したにも関わらず、沖縄県に情報共有がされなかったことに対し、厳しく抗議をしました。「綱紀粛正・再発防止」と、米軍は事件の度に繰り返していますが、そもそも事件を隠していたのならば、市民には何もわかりません。このような隠蔽は許されることではありません。そして、この日にはわからなかったことですが、神奈川県でも隠されていた米軍性犯罪があったことが最近明らかになりました。日本は独立した国です。米国の植民地ではありません。「基地の整理・縮小・返還」は市是です。少しでもそこに近づくために、「基地はいらない」の声を一緒にあげていきましょう。 【星野久美子 記】
2024年座間市議会第3回定例会日程
下記の日程で定例会が開催されます。議会は午前9時からです(一部を除く)。9月に市議選が行われるため、通常とは違う日程になっています。ご注意ください。