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座間市議団ニュース 第305号 2025年9月
座間市2025年第3回定例会が行われました
座間市議会2025年第3回定例会は8月29日に開会し、9月30日に閉会します。
今定例会では、当局議案を23件、陳情5件を審議しました。議案・陳情に対する総括質疑を星野議員が、討論を守谷議員が行い、議員提出議案を2件提出しました。また、一般質問は守谷・星野両議員が以下の内容で行いました。
守谷浩一
1 地域活性化に向けた取組について
(1)中小業者支援と消費活性化について
(2)福祉的観点からの地域活性化について
(3)目玉や話題をつくる取組とPRについて
(4)他市と異なる点を減らすことについて
(5)地域活性化に向けた自治体と民間との連携について
2 有機フッ素化合物汚染への対応について
(1)地下水と河川の汚染自体への対応について
(2)血液検査をはじめとした汚染から生じる影響への対応について
星野久美子
こども誰でも通園制度(乳児等通園支援事業)について
こどものいのちと権利が守られる制度に
今定例会の一般質問で「こども誰でも通園制度」について取り上げました。少子化対策の一環として、岸田政権が掲げた「こども未来戦略」に基づいて創設されこの制度は、保護者の就労状況に関係なく、未就園児が保育施設を利用できます。対象年齢は0歳6か月〜満3歳未満の未就園児で、本市でも半年後、2026年4月から実施されることになっています。
私は本年第一回定例会でもこの制度について一般質問を行いましが、答弁は「国から基準が示されていないので答えられない」というものがほとんどでした。驚いたことに、制度実施半年前の今に至っても、国から明確な基準は示されていないとのことでした。子どものための新しい制度、命を預かる事業です。来年4月の事業開始を遅らせてでも、より良い制度にするために、しっかりと時間をとって準備をするべきであると求めました。しかし答弁は「国の事業なので、来年4月開始に向けて進めていく」とのことでした。
児童福祉法第二十四条では、保育は市町村が責任を持つべきとしています。本来は国が、市町村に対して公営の保育所をつくる支援や補助をするべきです。しかし、今民間の保育所に対しての補助はしても、公営への補助は十分にはされていない状況です。そんな中できたこの制度です。ならば、この制度を利用する子、すべての子どもにとって良い制度にしなければならないはずです。大切な大切なこどもの命、そして権利です。しっかりと条例制定をするよう、引き続き求めていきます。【星野久美子 記】
地域活性化に向けて議会質問
9月5日「地域活性化に向けた取組み」をテーマに一般質問しました。この間、地域の人やお店の人に地域活性化に向けて対話してきましたが、相手から様々な角度からの提案がありました。それらを質問当日は、地域活性化に向けて、5つの観点にまとめ直して、取り上げました。
まず、(1)中小業者支援と消費活性化についての項で、来年4月に値上げとなる水道料金の飲食店や福祉施設など多く使うところを限定した減免や、小中学校給食費の無償化について質問しましたが、実行しないという答弁でした。また、日産の県内工場閉鎖に伴う影響の調査と影響を軽減する手立てについて質問しましたが、地域づくり部長から「県で調査するので市独自の実態調査は行わない」という答弁でした。
次に(2)福祉的観点からの地域活性化についての項で、座間版シルバーパス(敬老パス)を提案しました。横浜市が実施しているので担当からヒアリングしたところ神奈川中央交通に24億円と相鉄に8億円を払うことで、バス利用の高齢者は無料になっているとわかりました。座間市の財政規模は横浜市の約1/40なので単純計算で6千万円と2千万円となり、合計8千万円なら実現可能な数ではないかと迫りました。しかし「今後、研究します」という答弁にとどまりました。
次に(3)目玉や話題をつくる取り組みとPRについての項で、芹沢公園に夏休みだけ水遊びできる場があり、もっと複数の期間に使えるようにすることや、座間市庁舎7階の展望回廊は座間八景に選ばれる素晴らしさがあること、厚木市農協の6次産業のジェラート「ゆめみちゃんアイス」をまねた取組み、子どもねぶた祭りなどの提案をしました。地域づくり部長から「地域の活力向上に資するアイデアであると受けとめます」という答弁でした。
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ゆめみちゃんアイス |
次に(4)他市と異なる点を減らすことについての項で、福祉タクシー券補助や妊婦健診補助の制度をせめて他市並みに引き上げること、などを提案しました。また、国保税減免や訪問介護報酬引き下げの影響をカバーする事例を示して求めましたが、どれも市独自の取組みを実施する予定はないという答弁でした。
次に(5)地域活性化に向けた自治体と民間との連携についての項で、半官半民の地域活性化に向けた協議体を提案しましたが、という答弁でした。また、副市長を1人から2人にして一人を地域活性化に特化する提案をしましたが、市長から「行政運営を円滑に執行するために必要な副市長の定数については、その職務や効果等を幅広く検討することが必要と考えます」という答弁でした。
また、座間市PRを60秒以内でまとめた映像「ザマワン」について、広報ざま9月1日号の記事を紹介しました。座間の魅力を市内外に伝えるものや、座間への地元愛を深める内容で、動画の審査員は、TikTokのフォロワー90万人超えインフルエンサーの青空フミさんと、座間市出身の映画監督の小笹竜馬さんとのことです。私は、「地下水湧水とザマワン」、「パークゴルフでザマワン」、「相模が丘のさくら百華の道でザマワン」、「ざまりんパッカー車でザマワン」などを考えました。ザマワン担当の地域プロモーション課だけでなく、各担当部署が事業をPRしてもいいのではないかと質問しました。地域づくり部長から「」という答弁でした。
座間市の基金残高は史上初の50億円を超えていますので、財政面から新規事業を断念するとは言えないと思います。今後も、地域活性化を求めて質問していきますので、ぜひご意見・ご要望をお寄せください。※PFAS対策の議会質問は次号以降に載せます。 【守谷浩一 記】