市民新聞
座間市民新聞 2026年1・2月 第275号 第4回定例会議会報告特集
平和・平等・人権・民主主義を守る座間を
~党市議団が予算要望書を提出
新しい年を迎えました。党市議団は、昨年12月24日に佐藤弥斗座間市長に2026年度予算要望書を提出し、懇談しました。
《住民福祉の増進を》
冒頭では、高市政権による軍拡や社会保障改悪、杉並区・岸本区長の参加型民主主義の取り組み、さらにニューヨークで草の根運動から誕生した民主的社会主義者・マムダニ市長の動きなど、国内外の情勢を踏まえ、住民福祉の向上につながる予算編成を求めました。
予算要望書は、党市議団に寄せられた市民の声をまとめたもので、医療・介護・子育て支援、教育、災害対策、基地対策、中小企業支援、農・商業振興、環境対策、都市環境整備、公共の維持発展など9本柱の449項目に及んでいます。特に、重点支援交付金の有効活用、水道料金値上げ中止や減免、開始された学校体育館へのエアコン設置の早期完了、難聴者への補聴器購入補助、一般住宅対象のリフォーム助成、投票しやすい工夫などを要望しました。
《次年度の国の動き・給食無償化の一部負担》
懇談の中で佐藤市長からは、「国の情報では、学校給食無償化は一部負担が残る方向で、地方交付税の増減もまだ不透明です」との説明がありました。
今後も、命と暮らしを守り、平和で住みよい座間市を求めていきます。

党市議団提案の切実な願いの意見書が採択!
〇医療機関への経営支援を
今定例会に党市議団が提案した「医療機関の経営強化に向けた支援の充実を求める意見書」は自民だけ反対、賛成多数で採択されました。物価高騰や医療従事者の処遇改善に対応する診療報酬改定と、診療報酬制度について物価と賃金の上書に対応できる仕組みの導入を求める内容です。
〇衆議院議員定数削減は民主的な手続きで
党市議団が提案した「衆議院議員定数削減に関する民主的な手続を求める意見書」は、自民、維新などが反対でしたが、賛成多数で採択されました。議員定数は民意を正確に政治に反映する民主主義の根幹をなすものです。定数削減の議論が政治資金のあり方の問題より優先される姿勢は、自民党による裏金問題隠しや企業団体献金改革の先送りとの批判を招きかねないと指摘。規模・期限ありきの議論にせず広範な議論の場を担保することを求めるとともに、議員定数削減自体を行わないよう求める内容です。
学校体育館へのエアコン設置が実現!
今定例会では市内小中学校の体育館へのエアコン設置が補正予算で提案され、全会一致で可決しました。市民のみなさんと一緒に求めてきた願いがやっと実現します。
今回設置が決まった5校(ひばりが丘小、相模が丘小、西中、栗原中、南中)は、断熱のための処理がすでにしてある、もしくは改修工事が予定されていて、同時にエアコン設置をしていく学校です。残る12校に関しても、2028年度までには設置をしていくとのことです。
お知らせ
熊切和人前議長は不祥事により、昨年11月に議長を辞職しました。新しい議長は、松橋淳郎議員となりました。
松橋議長から議会運営委員会に熊切前議長の不祥事と再発防止策の調査について諮問があり、議会として調査していきます。
第4回定例会概要 市民要求実現へ奮闘
第4回定例会は11月27日から12月22日までの会期で開催されました。議案は、2025年度一般・特別・企業会計の補正予算7件、条例改正7件、市道の路線認定、工事請負契約の締結、専決処分報告2件、陳情12件を審議しました。日本共産党市議団は、議案に対する総括質疑を守谷議員、討論を星野議員が行い、一般質問には守谷、星野の両議員が立ち、意見書を2本提出し、市民要求実現のために奮闘しました。
賛成できない議案と陳情に反対
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)は本年第3回定例会でも同じ趣旨の補正がされています。子ども・子育てを支援する制度は必要だと考えますが、財源確保の方法が間違っています。そもそも後期高齢者医療保険料を含む公的医療保険料に子ども・子育て支援金を上乗せ徴収することは、国民全体の負担増大、社会保険制度の弱体化、低所得者層や地域間の格差拡大、後期高齢者など弱い立場の人々への不当な負担転嫁です。財源は、大企業減税と大資産家優遇をやめて、応分の負担を求めていくべきとし、反対しました。(採決結果は表参照)
また、今定例会には「安心・安全の医療・介護提供体制を守るため、すべてのケア労働者の処遇改善につなげる報酬10%以上の引き上げを求める意見書の提出を求める陳情」など12件の陳情が提出されました。その中、「庁舎内における政党機関紙勧誘に伴う、心理的圧力の調査結果を踏まえ、議員による勧誘禁止の確認及び職員を心理的圧力から保護するための措置を求める陳情」に対しては「これは、現在も機関紙を購読している職員への救済措置として、現行の契約を全て解約せよと、政党機関紙読者の一掃を公然と陳情しています。あたかも自分の意思で購読していないかのように事態をねじ曲げ、公権力でもできない、個人間での契約破棄を陳情という手段を利用して議会に迫るとんでもない攻撃だ」として反対しました。自民、公明、新政、片岡議員が賛成で採択されました。
また「職員団体の組合費給与天引き(チェックオフ)手続の適正運用及び行政の政治的中立性確保を求める陳情」についても「あたかもチェックオフ制度そのものが政治的中立性をゆがめているかのように言っていることに賛同できない」として反対しました。自民、新政、片岡議員が賛成するも不採択でした。
それ以外の陳情にはすべて賛成しました。
一般質問 老人クラブ・地域活性化・PFASについて もりや浩一議員
座間の地域活性化策として何点か提案しながら質問しました。観光大使、硬式野球の場所、住民参加型のまちづくり協議会、婚活イベント、産業連関表の活用、敬老パスの創設、水道料金の福祉減免、市制50周年動画の活用、福祉大会の放映、箱根町などを参考にざまプロモーションフォーラムの発展、バスケット3on3大会、市独自のコミュニティラジオを求めました。ほとんどについて答弁は「今後に検討します」とのことでした。
また、老人クラブの福祉的効能を質問、クラブ活性化に向けた財政支援と演芸大会の一同開催などを求め、有機フッ素化合物PFASについては、人体への影響や世界の血中濃度基準などPFASの知見を高めるための予算計上を求めました。
一般質問 女性支援新法・こども誰でも通園制度について 星野久美子議員
1 「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」を生かすことについて 議員立法で成立したこの法律の趣旨のとらえや支援力の強化、若年層へのアウトリーチの重要性、県・民間との連携、ジェンダー平等についての見解、「包括的性教育」を進める必要性、女性相談支援員の増員と正規化に対する見解、「ジェンダーアンコンシャスバイアス」についての研修等について質した。
2 こども誰でも通園制度(乳児等通園支援事業)について 今定例会で条例と規則が出されたが、職員の負担、通園しているこどもの不安、預けられるこどもの不安、準備が間に合わない等の懸念は拭えない。4月からこの事業を始めるとのことだが、立ち止まることはできないのか質した。
2025年第4回定例会 主な表決結果
◎は議員提案会派、〇は賛成、×は反対、△は退席
